500円で観るお勧め名作映画集

ホーライのお勧め名作映画(500円で観るDVD名作映画集)

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『ニュー・シネマ・パラダイス』

第二次世界大戦直後のシチリア島。
村唯一の娯楽は、映画館『パラディソ座』だった。

本作『ニュー・シネマ・パラダイス』は映画の魅力にとりつかれた少年トトと、彼が父代わりに慕った映画技師アルフレードとの心のふれあいの物語。

2作目の本作で89年アカデミー外国語映画賞を受賞したジュゼッペ・トルナトーレ監督は、シチリア島の出身である。
イタリア南部が抱える貧困の問題を絡めながら、底抜けに明るいシチリア人のふるまいをユーモラスに映している。

音楽は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』や『海の上のピアニスト』などで有名なエンニオ・モリコーネが担当。
随所に流れるテーマ曲のメロディラインは、見るものの心を感動の世界で包み込んでくれる。

「映画通に捧げる映画」と評されるように、『駅馬車』『揺れる大地』など、スクリーンに浮かぶ古き良き名作の数々も見どころだ。
だが、人生を貫こうとすれば、別れの痛みは避けられない…。そんな永遠のテーマに迫る名作だ。


ニュー・シネマ・パラダイス




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『モダン・タイムス』

チャーリーは大きな工場で職工をしていたが、毎日単調無味な仕事を続けている内に、乱暴を働くようになり病院へ入れられた。
全治はしたが工場はクビになり、医者には興奮禁物だと注意された。
とぼとぼ街を歩いていると暴動に巻き込まれて、彼は首謀者とみなされる・・・


人間が機械に振り回され、苦しめられることをチャップリンは半世紀も前に見抜いていた。


彼の芸術の根底に流れる「愛と涙」から、本作『モダン・タイムス』では、さらに飛躍して機械による人間性喪失の悲劇を映像にした。
僕らは、この映画を観て、屈託無く笑えるだろうか?


名作は時代を感じさせないものだ。


モダン・タイムス





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『ライフ・イズ・ビューティフル』に胸が詰まる

1939年イタリア、トスカーナ地方。
主人公のユダヤ系イタリア人グイドは、いつも陽気で人々を楽しませる達人。
グイドと「お姫様」のドーラは恋に落ち、息子ジョズエをもうける。

しかし、間もなくナチスの強制収容所へ…。

そこでもグイドは幼い息子に悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら笑顔で陽気に振舞い、嘘をつき続ける。
この父親の子どもに対する愛情は映画史上一番ではないだろうか。


『ライフ・イズ・ビューティフル』はユーモアと悲哀が混ざり合い、人生のすばらしさを謳いあげた作品。
イタリアの名優ロベルト・ベニーニ演じるグイドの、体を張った豊穣な愛が美しい。

ラストは胸が詰まる。

ベニーニは、監督・脚本・主演という三役を見事にこなし、アカデミー主演男優賞、外国語映画賞、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した。
また、音楽を担当した作曲家ニコラ・ピオバーニが、本作でアカデミー音楽賞に輝いた。

親子の愛を通して戦争の悲惨さを訴えた優秀作品だ。


ライフ・イズ・ビューティフル




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*これは500円ではない。


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『自転車泥棒』

敗戦後、人々が貧窮していたローマで、自転車を盗まれた父子の悲哀。
デ・シーカ監督の感動作だ。
デ・シーカ監督は撮影の全てに実景を用い、狭い室内にカメラを持ち込んで、貧しい人々の生活をリアルに活写した。


アントニオは長い失業のすえ、ようやく映画のポスター貼りの仕事を得た。
仕事に必要な自転車を質屋から請け出すために彼はシーツを質に入れる。

六歳の息子ブルーノを自転車に乗せ、彼はポスターを貼ってまわるようになる。
ところがちょっとしたすきに自転車が盗まれてしまう。
自転車がなければまた失業だ。

アントニオは無駄とはわかっていても警察に行く。
毎日何千台も盗まれている時だ、警察は相手にしてくれない。
こうしてアントニオ親子の自転車探しがはじまった……。


どんなに貧しくても、ひとの心と気高い精神まで貧しくさせるとは限らない。
そして、生きること、生活し続けること自体の悲しさは時代を超えて、いつも一緒だ。今の日本においてもね。

『自転車泥棒』は、観終わると、心に何か、漠としたひっかかりを残し、それが(多分)生き続ける限り、その人の人生に微妙に影響する。そんな映画だ。



自転車泥棒




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『望郷』

巨匠ジュリアン・デュヴィヴィエ全盛期の最高傑作!
魔術的ともいえる見事なロケーション撮影のなかで郷愁を秘めた犯罪者の孤独と哀愁を香り高く表現がほとばしり出ている作品。

ジャン・ギャバンは全盛時のすご味をと愛嬌を兼ね備えた男くさい魅力にあふれ、対するミレーユ・バランは妖艶なパリの女を華麗に演じている。


フランスの植民地アルジェリアの首都アルジェのカスバでの話。
カスバというのは回教徒が集まっている一割の区域を指す。
アルジェのカスバはアルジェの市街から独立した丘陵の上に位置し、家々は丘陵の斜面に重なる様に並ぶ。
石畳の坂道は曲がりくねって外来者には、まるで迷路の如く怪奇と秘密の世界だ。

この暗黒街に王者の様に尊敬され、友達の様に親愛されている男がいる。
ペペ・ル・モコと呼ばれるフランス人。

強盗三十件、銀行襲撃二件とパリ警視庁の犯罪録に載っているお尋ね者である。
ぺぺが弟の様に愛しているピエロ、強欲大力のカルロス、盗んだ宝石を一手で捌く「爺つあん」、その他ジミイやマックス等が、常に影の如くぺぺに附添っていた。

しかし、ぺぺは本国からこのカスバに逃れて既に二年、狭いこの地がまるで牢獄の様に思われ望郷の念に駆られていたのだった…。


『望郷』は映画の教科書に出てきそうなほど、正統派路線、まっしぐら!な映画だ。
名場面が多いこの映画の中でもラストは特に映画史上にも残る名場面。
映画の楽しさを心ゆくまで堪能できる。


あなたも『望郷』の念にかられたことがありませんか?


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『大いなる幻影』

映画史上に最も影響力のある監督の1人、ジャン・ルノワールの、そしてジャン・ギャバンの最高傑作。
その後に続出する“捕虜収容所もの”(例えば「大脱走」)の原型となった映画だ。

第一次世界大戦中。
敵情偵察の任務を持つマレシャル中尉とポアルディウ大尉を乗せたフランスの飛行機は、ドイツの飛行隊長ラウフェンシュタインに撃墜されドイツ軍の捕虜となった。

マレシャルはパリの機械工の出、ポアルディウは貴族、そして国こそ違うが同じく貴族であるラウフェンシュタインは二人を捕虜扱いにせず不運な勇士として食卓にさえ招待するのであった。
彼等が収容されたハルバハ・キャンプの部屋には、ロザンタァルというフランスに帰化したユダヤ人の金持の息子もいた。
彼のもとに、日毎送られて来る慰問品で同室の人々はぜいたくな食事をとることが出来た。

貴族出で終始白い手袋をはめているポアルディウをマレシャルはなかなか信用しなかったが、脱走するための地下穴を掘る件に関しては皆んなが協力したのだが……。


ルノワール監督の洒脱な描写が光る。
第二次大戦が迫り来るなか、国境を越えて、これだけの反戦映画が作られたこと自体が行幸。
平和主義を貫く映画人の底力を見せ付けてくれる。


感動のラストシーンも鮮烈だ。



大いなる幻影




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『風と共に去りぬ』

時代は19世紀。
ジョージア州タラの大地主ジェラルド・オハラの長女スカーレット(演じるはヴィヴィアン・リー!!)の波乱と勇気の恋愛映画。

この『風と共に去りぬ』は、どんな日であっても、毎日、世界中のどこかで必ず上映されている、とまで言われている名作中の名作。
アカデミー賞も十部門独占。


なにが、そんなにも世界中の人々の心をつかむのだろうか?

そもそも、原作者マーガレット・ミッチェルの分厚い小説を映画化したものだが、小説を映画化にしたときの見本とも言える作品だ。(ちなみに、マーガレット・ミッチェルは、「風と共に去りぬ」のラストシーンを最初に書いたらしい。)
だから、この映画の魅力はもちろん、そのストーリーと人物像にある。

気位がムチャクチャ高いスカーレット。
気品にあふれる紳士風でありながら影を背負い、スカーレットに翻弄されるレッド・バトラー(演じるはクラーク・ゲーブル)。
抗いながらも、時代に揺れる人たち。
そんな人物たちがイキイキと描かれている。

しかしながら、ストーリー展開を支える映像もこれまた豪華で美しい。(あの、それでなくても細いスカーレットがコルセットを思いっきり絞って着る場面が面白い。)

結局、この『風と共に去りぬ』には単純にスカーレットの恋物語だと割り切れぬものがある。
人生はどんなひとにとっても波乱万丈であり、何があって明日への希望を失わずに生きていくのさ、という一本の柱が僕をこの映画に挽き付けるのだ。


いいのかな……こんな映画がたった500円で観られるなんて。。。。


風と共に去りぬ




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